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ザ・コーポレーション
12月10(土)より渋谷のUPLINK X/FACTORYで公開される映画「ザ・コーポレーション」の試写会に行ってきた。金曜の午前11時ということもあって、集まったのは9人だけ。まるで公開前映画の役員チェックって感じ。普通のサラリーマン、OLには来れない時間ですね。

内容は"THE CORPORATION"=「企業」、「法人」とも言うように、法的には人と同じように税金が課せられ、権利が認められる、死なない人格として扱われる個人の集合体を、人と同じように精神分析してみようという企画。

利益追求で公害を垂れ流し、途上国の労働者を搾取し、政権と結びついて戦争で稼ぎ、嘘をつき、法を守らない、ということで、人格障害と診断されるのだが、農薬や遺伝子操作やグローバリゼーションによる弊害の事例は環境問題にちょっと関心のある人なら既知のものが多く、復習というか、これから社会に出る中高生の教材にはよいかもしれない。

個人的にはナチがホロコーストでユダヤ人を管理するのにIBMがシステムを提供して協力していたあたりが新ネタか。インターフェイスという会社は建築関係者にはよく知られている世界最大のカーペット会社で昔勤めていた会社にもサンプル帳がたくさんあり、実際仕上げとして採用していた。そのC.E.O.レイ・アンダーソンが環境問題に目覚めたっていうストーリーで企業の新たな差別化のツールになっている。

折しも日本の株式市場は大活況を呈し、企業は誰のものか?M&A、民営化問題、不正経理、検査書類の偽造などタイムリーなテーマである。もはや国家は企業をコントロールできず、企業を糾弾する勢力さえも商品化しようとする。制作者は民衆の力を信じる。そのせめぎ合いの映画である。

ザ・コーポレーション
http://www.uplink.co.jp/factory/log/000917.php

ブロガートラックバック
http://www.uplink.co.jp/corporation/log/000758.php

ファーストアルバム「エスキース

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放送リスト
by May_Say | 2005-12-03 10:35 | 映画


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